日EU EPA2018年07月21日

先日、日本とEUとの間でEPAが署名されたと報道された。記事に付された写真には、EU側の首脳会議常任議長、欧州委員長に挟まれ笑みを浮かべている安倍首相が写っている。この交渉の第1回会合が開かれたのは、2013年だから、いかにも現政権の成果のように見えるが、この交渉の端緒は民主党政権時代の2011年に開催された第20回日EU定期首脳協議において「日EU・EPAについて,交渉のためのプロセスを開始する」という合意にある。

TPPや教育の無償化などもそうだが、安倍政権の政策には民主党の真似が多い。もちろん、良い政策であれば大いに真似して貰いたいが、残念ながら、支持率を上げるためにやっているからだろうか、理念が希薄で内容は実に浅薄だ。経済も含め、うわべだけの施策は近いうちに破綻するだろう。そのとき、経済的社会的な問題状況は単に悪化しただけ、憲法は「国民の規範」に変わっていた、とならなければいいのだが。

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