高み2018年10月10日

朝日新聞の記事(2018年10月9日17時12分付け「加藤総務会長、ポスト安倍に意欲 『常に高み見据える』」)によると、自民の加藤総務会長は「将来的に首相を目指すかを問われ、『常に高みを見据えながら進めていきたい』」と述べたそうだ。しかし、首相は果たして「高み」なのだろうか。確かに行政の長ではあるが、民主主義国にあっては国民から行政を委託されているだけの存在だ。つまり、「高み」ではなく、行政の政治面の「専門家」だろう。

また、「力をつけて、地元のために、日本のために頑張って欲しいという声もいただきながら、そういう志をもっている」のだそうだ。吉田茂だったか、地元からの陳情団を一喝して追い払った首相がいたように思うが、そういう気概のある政治家は、今はいないようだ。地元のためでもなく、日本のためでもなく、日本列島に住むすべての人々の思いを受けとめ、それを実現することを旨とする政治家はいないものか。

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